少し前になりますが、2018/03/07 に「FONTPLUS DAYセミナー Vol. 13[タイポグラフィの学び方]」に参加しました。
感想。
美術学校の講師の方が登壇してくださったので、普段のイベントでのセッションというよりは、ちょっと講義寄りだった。
それが新鮮で、面白かった。
タイポグラフィに興味を持ち始めたのは最近。
それまではちょっと倦厭していた。 小難しそう。細かそう。(デザイナーにあるまじきですがw)
しかし今回イベントを通じて、タイポグラフィ面白い!と思いました。
そもそもタイポグラフィとは?
タイポグラフィとは、フォントの選び方や文字の組み方のことだと思っていたが、違った。
それはタイプ・デザイン。 タイポグラフィ=タイプデザインを含む、全ての印刷技術設計のこと。
タイポグラフィは、数値で管理されコントロールが出来る!
画面は、活字ー組版ー余白 で構成されている。 つまりは画面全体が規格化されている。
「偶然」ではなく「必然」に作られるということ。 = グリッドフォーマット。
「余白」は作るものなのか?作られるものなのか?
タイポグラフィを音楽で例えるなら、活字=音符、余白=休符。
音符と休符は常に等価であり、休符だからといって軽んじられたり、まして無作為に入れられることはない。
これと同じように、活字と余白も等価である。(余白も規格化して計算して入れられているのが望ましい。)
少し前に読んだ「デザインの教室」でも同じことが書いてありました。
まだまだ、デザインするときに置くコンテンツに目が行きがちだが、余白もコントロールできるようにしていきたいです!
タイポグラフィや組版は、グリッドシステムを元にデザインされているので、このあたりの勉強をすると、さらに深く理解できそうだと感じました。
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