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2019年の抱負

そうなんです。気付いたら2019年になってました。時を駆けてしまいました。2018年終盤〜2019年1月にかけては主にプライベートが忙しく、挙式と引っ越しに追われておりました。忙しさにかまけているうちに1月も過ぎたこんな時期に今年の抱負を書くというザマに…不徳の致すところです!2019年の抱負仕事編◉ 大小問わず、アウトプットを出し続け、自らバリューを発信する!アウトプット大事ですよね。アウトプットするために始めたブログもおざなりになっていて不甲斐ない現状ですが…ブログに限らず、TwitterでもFacebookでも社内議事録でも何でも良いから、ちゃんと自分の考えや得たものを、今まで以上にしっかりアウトプットしていきたいと思います。そのように強く思った理由は、転職をして、職種が変わったことにあります。デザイナーではなく、PMになりました。契 約 上 は 。「サービスのCSとプロダクトの架け橋になるPM」と聞いて、楽しそうと思って入社した会社でしたが、どうやらそれは未来予想図で、現在まだCS業務の延長線上から抜け出せていないと。これからやっていこうぜー!って状態なのだと。プロダクトの方々にもどのような仕事をやってる者たちなのか理解されていないと。まぁ、募集要項と実情が違うのは転職あるあるですよねwというわけで、CSともPMともデザイナーとも名乗れない中途半端な私。ただ、自分の価値は自分で出していかなければいけないし、チームの価値もチームが発信していかなければならない。そう強く思ったので、今年の抱負に月並ながらも「アウトプットを出し続けること」。そしてそのアウトプットで「バリューを発信すること」を抱負にしました。「大小問わず」というのは、質や粒の大きさにこだわってしまうと、いつまで経っても出せない、という自分の欠点を直すためあえて入れました。60%完成ができないんですよね…つねに雲をつかむような100%完璧なゴールを自分の中で追い求めてしまう…そして時間だけが過ぎていく。もちろんアウトプットの質も大事なので、ある程度、意識はしますが、そこに固執しないことを心がけたいと思います。◉ 考え方のクセを認識して、直すこれは、先程の「100%完璧なゴールを自分の中で追い求めてしまう」に共通しますが、自分の思考のクセが強くて。他人の話を聞いていても、自分が発言していても、「あ、またこの思考回路に陥ってる」と思うことが多々あります。私はとくに「木を見て、森を見ず」な思考で、全体の大枠で物事を捉えるのが苦手です。どうしても枝葉末節に目がいってしまう。細かいことに気がつくという意味では、いい面もあります。(たとえば、マニュアルを作るときや、文章の校正をしているときなどは、この思考が役立ってます。)デザインをするときも「鳥の目と虫の目」を持つことが大事なのと同じように、思考でも「鳥の目と虫の目」を持てるように、クセを直していきたいと思います。そして、直すにはまず認識することから!ってことで、これも抱負に!◉ たくさん本を読む言わずもがなですね。アウトプットをするにはインプットが必要ですし、思考のクセを直すためには色々な思考に触れて行かないと自分のクセに気付けない。ということで、遅読で積読ばかりですが、今年も少しずつ消化していきます!前回の記事で、積読まとめ を書きましたが、この記事にある1冊は読了、1冊は現在進行中、そしてこの記事にない1冊を読了しました。・読書中

取材に同行しました!

少し前の話ですが、5〜6月に弊社のサービスを利用したユーザーさんに取材して宣伝動画を作るというプロジェクトが立ち上がりました。そこで、取材同行者募集の話が出てきたので、参加させてもらいました!前職では、CSも兼任していたので毎日、電話やメールでユーザーさんのお声を聞いていましたが、現職ではデザイナー職専門なので、ユーザーさんの生の声を聞く機会が全くなくなり、少し寂しい思いをしていました。なので、今回の機会はとても嬉しく、楽しみにしてました。実際に同行した感想「うちのサービスをこんなにも良く思って使ってくださってる方がいるんだ!」と当たり前のことに感動しました。はじめて聞くユーザーさんのお声に、取材中にちょっと泣きそうになりました(笑)「宣伝動画」という名目でご協力をいただいていたため、基本的に良いことを言ってくれるだろうとは思っていましたが、内容が実に濃く、予想を遥かに超えました。いい体験をさせていただきました♪自社サービスに携わる醍醐味それは、ユーザーさんの良い反応も悪い反応もダイレクトに受け取れることだと思っています。現職では、ユーザーさんと接する職種(CSや営業)とクリエイター職にはあまり交流がなく、ユーザーさんが何を思っているか、どのような状況なのかが共有される機会は少ないと感じています。とは言え、他社様を見たことがないので、もしかすると規模が大きい会社では、交流などはせず、改善要望をまとめて伝えるというやり方のほうが普通なのかも知れません。(だとしたら少し寂しい気もしますが…)せっかく良く思って使ってくださるユーザーさんがいるのだから、今後も機会があれば、積極的に関わっていこうと思いました。う〜ん。やっぱり、直接お声が聞けるって良いですね〜!

「何かあったら言ってね」というプレッシャー

私が所属するチームでは「辛い時は溜め込まず、積極的に弱音を吐いていこう」という「弱音タイム」というのがMTG冒頭に設けられています。しかし、私はこの取り組みが好きではありません。同じく、面談などで上長が発する「何かあったら言ってね」という一言も好きではありません。むしろプレッシャーに感じてしまい、余計に言えません。なぜ、そう思うのか私の考えを記します。思いやりに見せかけたエゴちょっと言いすぎかも知れませんが、これらは思いやりに見せかけたエゴなんじゃないかと感じているからです。私の所属するチームは基本的に良い人ばかりです。そもそも、「弱音タイム」などの【場】を設けてくれるだけでも、仕事で悩める方々からすると素敵なことだと思います。ただ、ただ、部下である私はあえて言います。これは上司の自己満足だと。【場】を設けること自体は、とても素敵なことだと思います。ただ、それは「始まり」に過ぎず、その【場】をどういうものに育てていくかは別の話です。「弱音を吐いていこう」というのであれば、まずは弱音を吐きやすい雰囲気作りをするべきではないか?弱音を吐きやすい雰囲気とはどんなものだろうか?そもそも、その場で吐かれた弱音は、本音なのだろうか?本音だとしたら、どの程度で深刻な「弱音」なのだろうか?などなど、考えるべきことはたくさんあると思います。上記のような考えなくもたらされた【場】や、「何かあったら言ってね」のセリフは、良い効果を生み出すどころか、悪い効果をもたらす可能性もあります。例えば、以下のようなことです。自分の部署はちゃんと弱音タイムあるし、みんな弱音吐けてるからストレスフリーで働けているという慢心から、メンバーの変化に気づけない「何かあったら言ってって言ったじゃん!」という理不尽な想いをぶつけられるこれをされてしまったメンバーは、その上司から距離を取り、その後、良好な関係を築くことは難しくなります。強くなければ弱音を吐くこともできない矛盾人はそんなに簡単に弱音を吐けません。(少なくとも私は溜め込んでしまうタイプだです。)だって、みんながいる前で本音の弱音を吐くって勇気いりませんか?私はできません。「この人になら…」という信頼関係があってこそ、「実は今つらいんです…」と言えるのではないでしょうか?その信頼関係の構築を飛ばして、「何でも言ってくれよな!」と押し付けるのは上司の自己満足だと私は思います。結局、コミュニケーションの積み重ねでは、せっかく設けられた【場】どうすれば良くできるのでしょうか。やはり日々のコミュニケーションの積み重ねだと思います。コミュニュケーションは、やたらプライベートな話をしたり、やたら飲みに誘ったり、そういうことだけではなく、どれだけ自分の仕事を見てくれているかや、どんな小さな仕事に対しても「ありがとう」を言ってくれるか、そういう小さなところから少しずつお互いの距離を詰めていくことが大事なんだと思っています。あとは、これを言っては元も子もないが、その人が持つオーラも大きく関係していと思います。話しやすいオーラを出している人には、自然と話したくなります。もし、「弱音を吐いて欲しい。辛くなる前に言って欲しい」と本気で思ってくださっているなら、上司側もそのようなオーラや態度で示してもらえたらなと思います。とはいえ、毎日ニコニコしている必要はなく、例えば「常にピリピリしている、話しかけるなオーラを出す、ヘッドホンを付けたまま、気怠そうな返事を返す」そのようなことが無いだけでも随分違ってくるのではないでしょうか。会社にはいろいろな人がいます。ちゃんと主張できる人もいれば、それが苦手な人もいます。それは性格だし、個性なので、「社会人なんだから」と切り捨ててしまってはいけない部分だと思います。どうすれば、社内の小さな声を拾い上げられるか。拾い上げた声にどう対応するのか。真摯に向き合っていかないと、いつまで経っても離職率が下がらないですよ…と、面と向かって言う勇気もない弱い人間なので、空に向かって叫びます。

Kyashを使ってみました

今更ですが、はじめてウォレットアプリというものを使ってみましたので、その感想を書きます。なぜウォレットアプリを使おうと思ったか。面倒くさがりで家計簿をつけるのが苦手。 大きい買い物はクレカにしていて、記録が残るので便利だが少額の買い物は現金。この現金を管理したいと思ってた。 デビッドカードに興味があったが、銀行連携なのはちょっと違う… さらに、今わたしたち夫婦は別口座にしており、だいたいのものを割り勘で買っています。(ほかのご夫婦ってどうしてるんだろう…)毎月、食費や光熱費、ネット代などはレシートをためて月末に精算する。ということをしておりましたが、 非常に面倒くさいです。 でもまぁ、これはクレジットカード払いをしているので、家族口座を作ろう、ということで解決しました。しかし、問題は、遊びに行ったときなどにリアル店舗で発生するお金をお財布から立て替えるとき。大きいお札しか無いときには「出しておくよ」「後で返すね」が頻発します。これとても面倒くさい。しかも端数とか面倒くさい。上手く端数とか無い。なんとかしたい! (別に夫婦間で端数キッチリ払わなくても良いかも知れないのですが、何となく私が気持ち悪いので…)そこで、「割り勘アプリ」を使って、即精算できるようにしてみたらどう?という流れになりました。Kyashはちょうど少し前にリアルカード発行もされていたので、コンビニなどリアルでも使えそうでしたし、使ってみて合わなかったらすぐやめようと思い、軽い気持ちではじめました。色々あるけどなぜKyashだったか。今回ウォレットアプリに求めたポイントは、送金手数料が無料UIが美しい、操作しやすい口座情報やクレカ情報、本人確認などがない(不用意に個人情報を入れたくないので重要めす。) もし落としてもすぐに停止できる。痛手が少ないプリペイドカードみたいに使える 実店舗でも使えるチャージ履歴・送金履歴などが見れるという感じでした。そして私が仕事でKyashにふれる機会もあり、上記のポイントも満たしていたのでKyash導入の流れに。LINE Payなども比較したのですが、インターフェースが見やすく、サイトのデザイン・カラーリングも好みだったので、Kyashにしました。 余談ですが…既存のLINEからできるということはメリットのように感じるが、もともとコミュニケーションツールだったLINEにゲームやらPayやらをつけてしまったせいで、今のLINEアプリUIはとても分かりづらくなっているように感じます。そのため、LINE Payについて「使いづらそうだな」と直感で思ってしまったのが、選ばなかった1つの理由にもなりました。使ってみてどうだったか。送金はめちゃくちゃ簡単でした。さらに、送金するときのUIがとても気持ち良かったです。

「良いデザインチーム」におけるフィードバックの受け取り方

デザインのラフ案を提出 → 上司・先輩がフィードバック → 修正案を再提出デザイン業ではよくある光景です。少し前、後輩ちゃんがこのような流れで上司にフィードバックを求めたときのことです。上司は経験も豊富で、もちろんスキルも高い。彼は、後輩ちゃんの出した案に対して的確にフィードバックをし、さらにフィードバックを適用させたデザインを「例えば、こんななんじとかどうかな?」と出してくれました。そのフィードバック案は、ほぼ完成形に近い仕上がりのデザインに思えました。(おそらくチームのみんながそう思ったと思います。)後輩ちゃんは素直なので「ありがとうございます!こちらを受けて修正します!」とお返事。そして、次に出てきたものは、上司のフィードバック案のフォントを明朝からゴシックに変えて、ちょっと位置を変えた「類似」デザインになっていました。わかる。わかるよ・・・。これ、ここからどう修正して良いのか分からなくなったんだよね・・・スキルが高い上司や先輩のアドバイスを聞いていると「え?これで良いんじゃない?」と思ってしまいます。「じゃあ、こんな感じで修正してみて」と言われても、ぶっちゃけここから何を修正すれば良いのかわからなくなる。結果、「ちょっとだけフォント変えてみた。」や「ちょっと位置をいじってみた。」など、9割そのままで出してしまう経験ある方もいるのではないでしょうか。(私はあります。)この9割そのまま修正案問題には他にも理由があると私は思っておりまして。例えば、せっかくの提案を無下にしたと感じられるのではないかという不安とか、提案を採用しないことの申し訳なさとか、デザイナーではない会社人間の部分が邪魔をしてしまいます。そんなことでいちいち怒るようなディレクターとかは在り得ないとは思うものの、なんとなく捨てきれない、そういった感情が渦巻いていることも一因としてあるのでは?と感じています。それは、自分に自信がないからかもしれません。カドを立てたくない、という日本人的な感情なのかもしれません。そんな感情、非常にバカバカしいんですけどね。気になってしまうのが人間ってもんですよね・・・「良いデザインチームとは、ルールを持ちつつ、表面的にそれに従うのではなく、そのルールの背景や理由を理解していることで、自由にやっても結果として表現が個別の目的を達成しつつブランドを体現するものとなっている、という状態だと思っています。」その上司のお言葉です。フィードバックは表面的に受けとるものではない。何を意図しているのか、要素を分解して落とし込み、そして自分なりにデザインし直す。遠慮もない、いいデザインを作るための、いいチーム。色々なことに遠慮がちになって忖度してしまう私には、ハッとさせられた一件で、当事者ではないですが、とても勉強になりました。